まちづくりの3つの「原則」

1.すべての政策は“まちづくり”に通ず
  わたしが考える“まちづくり”は単に街のハード・ソフトを整備することだけではありません。

  安全・安心で便利な保育園を増やし、「子育て環境」や「教育環境」を整えることも“まちづくり”ですし、社会的立場の弱い方、マイノリティの方、非正規雇用の方であっても暮らしやすく、生活しやすい環境を整えることも“まちづくり”です。

  わたしは、すべての区政は“まちづくり”に通ずると考えています。

 

2.“まちづくり”は一日にして成らず
  “まちづくり”は単に何かを造っただけで達成されるわけではありません。道路整備でも分かるように、時に何年、何十年の歳月も必要です。

  一方で、わたしたちは災害に強く、何か起きても復元力があり、「持続可能」な“まちづくり”にも取り組まなければなりません。

  「変らずに生きてゆくためには、自分が変らねばならない」という言葉がありますが、わたしはある意味で“まちづくり”にも共通する点があると思っています。

  「持続可能」なまちづくりを進めていくには、時代の要請に応じて住民自身も意識を変え、まちづくりの手法も変え、絶えず手を加えていかねばならないのではないでしょうか。

  “まちづくり”は一日にして成らず――。地道に、着実に、継続的に“まちづくり”取り組むことが大切になります。

 

3.健全なる“まちづくり”は健全なる“住民自治”に宿る
  世の中にはいろいろな“まちづくり”があります。

  しかし、わたしが志す“まちづくり”、文京区に必要な“まちづくり”は、健全な“まちづくり”であると思っています。

  そして、そのためには真の意味での“住民自治”、いわば健全なる“住民自治”が前提であり、それなくして健全なる“まちづくり”は実現しません。

  公園整備を含めて、文京区のあらゆる場所における“まちづくり”を見渡すとき、地元区民の発意や申し出が最大限尊重され、地元区民の地元区民による地元区民のための“まちづくり”が進んでいるでしょうか。

  わたしは健全なる“住民自治”を確立することにも尽力し、健全なる“まちづくり”の実現につなげたいと考えます。