シンボルイメージ「虹」に託した想いと願い

(その1) 虹には、「明日への架け橋」「未来への架け橋」のイメージがあり、わたしたちが目指しているまちづくりのイメージと重なります。

 

(その2) 虹は、雨が止んだ後の空に現れるものであり、「やまない雨はない」(あるいは「明けない夜はない」)というメッセージが含まれていると思っていて、文京区内において起きている様々なまちづくり上のトラブルも必ずや解決され、虹が架かるようになってほしいという願いを込めています。(※ネット上には「苦難を乗り越えたあとには必ず光がさす」との表現もありました)

 

(その3) 虹の夢は。心理学的には「希望の象徴」でもあると言われているそうです。また、「描く絵の中に虹が表れるとき」は心の「転機」を表すこともあるそうです。

 

わたしたちのまちづくりが希望に満ち溢れたものであり、これまでの開発事業者の利益至上主義的(あるいは利益優先)の開発から、地域全体の利益や地元区民の良好な住環境の維持とバランスの取れたまちづくりへの「転機」にしたいという願いを込めました。

 

(その4) 虹は、「神様(天)からの贈り物」、「愛の象徴」とされています。

 

まちづくりにおいて、開発事業者の中には、「法律を犯していなければ何を建ててもいい」「どのような開発をしても構わない」かのような考えを持つ企業もあるように見受けられますが、わたしたちの考えるまちづくりは、地域と地元区民に寄り添う「愛」あるまちづくりが必要だと考え、虹のイメージにその想いを託しました。

 

(その5) 2つの虹が同時に現れる「ダブルレインボー」は「幸運のサイン」「幸福のサイン」とされています。

 

特に、ハワイでは「ダブルレインボー」は「願いをかなえてくれると伝えられ、「ダブルレインボー」がかかっている間に願い事を唱えると願いがかなうと言われているとか。

 

わたしたちは、「ダブルレインボー」が現れるようなまちづくりをしたいと考え、「ダブルレインボー」に挑む意気込みも込めました。

 

(その6)虹は、7色の光(スペクトル)によって構成されていますが、わたしたちは虹を「多様性」の象徴と考えています。

 

わたしたちの考えるまちづくりは、多様性を尊重し、その多様性とはそこに住む様々な人たちの多様性、様々な地域特性の多様性も含んでいます。まちづくりにおいて多様性を尊重する姿勢を示したいと考え、虹をシンボルイメージとすることにしました。

 

(その7) LGBTの象徴とされる虹色の旗「レインボーフラッグ」があります。この「レインボーフラッグ」は7色ではなく6色ですが、私たちは虹に対して、マイノリティの方々、社会的弱者の方々を尊重し、配慮したまちづくりを進める願いも込めています。